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2020.07.22

今こそ観光地復活へ。過去最多の夜景遺産が誕生!
第16回「日本夜景遺産」新規認定地を発表!

 この度、(一社)夜景観光コンベンション・ビューロー(代表理事丸々もとお)日本夜景遺産事務局では、第16回「日本夜景遺産」の新規認定地を決定・発表いたしました。本年のエントリーは全国の夜景観光士及び自治体・事業者の推薦により全国150カ所超。当事務局では候補地の調査及び夜景マイスター(夜景検定1級の有資格者)による投票、各管理団体への確認申請等を経て、厳正・厳密に選定いたしました。

本年は新型コロナ感染症の影響により今もなお観光業界も世界規模で危機的な被害を受けています。しかし海外渡航の移動制限を機に、日本の魅力を日本人が再びリスペクトしようとするムーブメントが起こりつつあります。インバウンドに頼っていた日本中の観光地が矛先を変え、「日本人にこそ訪れて欲しい観光地」への転換が始まっているのです。このような時勢であるからこそ、全国各地の多くの行政・民間団体に共感をいただき、2004年のプロジェクト創設以来の最多となる21箇所の日本夜景遺産地が誕生しました。事務局では今後も観光復興を目指し、多くの皆さまに「夜景」で貢献できるかを深く考え、多くの方々が「夜景観光」を楽しんでいただく環境づくりを目指していく所存です。

本年の新規夜景遺産認定地は21箇所です。夜景遺産4分類中の「自然夜景遺産」4箇所、「施設型夜景遺産」2箇所、「ライトアップ夜景遺産」14箇所、「歴史文化夜景遺産」1箇所が加わり、認定追加・解除を含めた夜景遺産地の合計は全国261カ所となりました。

新たに認定された夜景遺産は以下の通りとなります。
投票や選定にご協力頂いた皆様には深く御礼申し上げます。

【自然夜景遺産】
★室蘭観光道路(地球岬展望台・トッカリショ展望台・潮見公園展望台)(北海道室蘭市)
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★牛奥みはらしの丘(山梨県甲州市)
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★新倉山浅間公園(山梨県富士吉田市)
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★和布刈公園 第二展望台(福岡県北九州市)
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【施設型夜景遺産】
★ニコラス展望タワー(北海道旭川市)
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★まなぼっと幣舞 展望室(北海道釧路市)
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【ライトアップ夜景遺産】
★弘前公園 夜桜ライトアップ(青森県弘前市)
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★めがね橋(宮守川橋梁)(岩手県遠野市)
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★錦秋湖大滝ライトアップ(湯田貯砂ダム)(岩手県和賀郡西和賀町)
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★上杉雪灯篭まつり(山形県米沢市)
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★国宝 白水阿弥陀堂の紅葉ライトアップ(福島県いわき市)
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★袋田の滝ライトアップ「大子来人〜ダイゴライト〜」(茨城県久慈郡大子町)
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★国営ひたち海浜公園 コキアライトアップ(茨城県ひたちなか市)
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★四日市コンビナート夜景クルーズ(三重県四日市市)
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★由志園イルミネーション(島根県松江市)
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★備北イルミ(広島県庄原市)
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★錦帯橋(山口県岩国市)
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★松山城(愛媛県松山市)
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★うすき竹宵(大分県臼杵市)
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★山鹿灯籠浪漫・百華百彩(熊本県山鹿市)
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【歴史文化夜景遺産】
★いわき回転やぐら盆踊り大会(福島県いわき市)
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<総評>
16回目の新規認定地は前述の通り、過去最多となる21箇所の新規認定地が誕生しました。自然夜景遺産「室蘭観光道路」や施設型夜景遺産「ニコラスタワー」や「まなぼっと幣舞」等、北海道を代表する夜景視点場3箇所が認定され、北海道夜景の魅力が認められた結果となっています。また本年最大の注目エリアが、ライトアップ夜景遺産「錦秋湖大滝ライトアップ」「上杉雪灯篭まつり」や歴史文化夜景遺産「いわき回転やぐら盆踊り大会」等、6箇所の認定地が誕生した東北エリアです。夜祭など多くの歴史文化が根付く東北エリアの底力が溢れる結果となりました。

 本認定にあたり、多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。「わが町を夜景遺産に認定してほしい!」との皆様の熱い想いから、パンフレットのほか動画や撮影写真、みどころをまとめた小冊子等、多岐に渡るアピールをいただき、感謝の念が耐えません。この場を借りまして、エントリーいただいた多くの皆様に厚く御礼申し上げます。
また10月2日に青森県むつ市で“史上初”となる「夜景&名月サミット」において日本夜景遺産の新規認定授与式を行う予定です。8月下旬に本サイトにて詳細を発表いたします。

日本夜景遺産の認定プロセス・認定基準はこちら

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