夜景遺産認定地
しみずえすぱるすどりーむぷらざ かんらんしゃ「どりーむすかい」
清水エスパルスドリームプラザ 観覧車「ドリームスカイ」2008年、商業施設よりも大きく目立つ観覧車「ドリームスカイ」が誕生。最高到達地点52mで1周約13分空中散歩が楽しめる。
ドリームプラザは、Jリーグチーム「清水エスパルス」の誕生した街、清水にある4F建ての商業施設。1999年に清水港(国際貿易港)開港100周年を記念として港と地域を結ぶ交流の拠点となる施設を目指して清水港発祥の地である日の出地区にオープン。官民共同によるウォーターフロント再開発計画の目玉のひとつ。2008年、商業施設よりも大きく目立つ観覧車「ドリームスカイ」が誕生。最高到達地点52mで1周約13分空中散歩が楽しめる。空気の澄んだ晴れた日には、駿河湾の越しに富士山や伊豆半島の山々、日本平と静岡市街、北には南アルプスなどを見渡すビュースポット。日が暮れると、北東方向に広がる駿河湾の先に富士市や沼津市の街灯りが光輝き、反対側の南西方向は東名高速道を往来する車の明かりと静岡市や焼津市の市街地光景が静と動のコントラストを描く。さらに、隣接するマリンパークには電球色の街灯に照らされた情緒ある光景が広がり、国登録有形文化財である港湾荷役機械「清水港テルファー」、白い円柱とレンガで装飾された西欧の城壁風の回廊などの見どころは多数だ。また、2019年8月で開港120年を迎えた清水港とヨットハーバーだが、1990年から寄港するようになった豪華客船の灯りが雰囲気をさらに高めており、横浜港や長崎港と引けを取らない貴重な夜景を創出している。総LEDのイルミネーションをとりいれた観覧車は人気のデートスポット。潮風を感じながら、七色のグラデーションが美しい観覧車とドリームプラザの灯りが水面に反射し、揺らめく幻想的な港の光景が鑑賞できる。海側から見る観覧車もおすすめ。観覧車には特別仕様の装飾を施したスペシャルペアゴンドラがあり、二人組であれば誰でも乗車可能。清水港のランドマークとしてしっかり市民の間に根付いている。