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SPOT

夜景遺産認定地

めがみおおはし

女神大橋

ライトアップ夜景遺産 / 九州・沖縄

女神大橋は、長崎港によって分断されている長崎市南部、西部を最短距離で結ぶことで市内中心部の慢性化した交通混雑の緩和及び、長崎港の両岸に分散している港湾施設の連携強化・物流の効率化を図る事を目的とした、主要地方長崎南環状線の一部として建設され2005年12月に女神大橋を含む4km区間が供用開始。2011年2月には長崎自動車道と接続され、新たな幹線道路網が形成された。

INFORMATION

女神大橋は、長崎港によって分断されている長崎市南部、西部を最短距離で結ぶことで市内中心部の慢性化した交通混雑の緩和及び、長崎港の両岸に分散している港湾施設の連携強化・物流の効率化を図る事を目的とした、主要地方長崎南環状線の一部として建設され2005年12月に女神大橋を含む4km区間が供用開始。2011年2月には長崎自動車道と接続され、新たな幹線道路網が形成された。女神大橋の愛称は公募により「ヴィーナスウィング」。橋長は1,298m(うち斜張橋880m)、斜張橋としては国内で6番目。世界最大級の客船「クイーン・メリー2」も橋下の通過が可能な桁下高65mを確保している。また、橋梁・鋼構造工学での優れた業績に対しておくられる土木学会の田中賞にも選出されている。現在、女神大橋を含む1.9 km区間は、長崎県道路公社により「ながさき女神大橋道路」として管理する有料道路であり、歩行者は無料となっている。女神大橋のライトアップについては、「主塔」「女神の羽を想像させるワイヤー」「両側の丘陵を結ぶ橋桁」を強調する3種類の照明で構成されており、通常は白色系統を基調とするが、イベント時にはレインボーカラー等、彩り豊かな演出照明で景観に花を添える。日没から薄暮の時間帯にかけては、「つなぐ」という橋本来の意味を、両側から一基ずつ点灯し、中央で光がつながることにより視覚的に演出。夜が深まるにつれ段階的に減光され、23時になると女神が羽を閉じるように両主塔に向かって消灯。光を変化させることで都市における時間のうつろいを表現している。毎時0分から3分間、四季をイメージした色彩で時報を演出。なお、年越しから0時15分まで15分間は色の変化や動きのある演出で楽しませる。女神大橋は、夜間における長崎港の水辺を際立たせる存在として、多くの市民や観光客に愛されている。

DATA

女神大橋
めがみおおはし
長崎県長崎市
車:「木鉢IC」、「戸町IC」より「ながさき女神大橋道路」に入る
点灯時間:日没〜23:00(21時以降は徐々に減光)
料金:100円(有料道路通行料金)
http://www.nagasaki-dourokousha.or.jp/yuryou/megami.html
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