夜景遺産認定地
はうすてんぼす ひかりのおうこく
ハウステンボス 光の王国
【日本三大イルミネーション】
長崎県佐世保市にあるオランダの街並みを再現したテーマパーク。開発総面積は152ヘクタールで単独テーマパークとしての敷地面積は日本最大である。
長崎県佐世保市にあるヨーロッパの街並みを再現したテーマパーク。総面積は152ヘクタールで単独テーマパークとしての敷地面積は日本最大である。佐世保市の町名でもあり1991年「佐世保市ハウステンボス町」に変更され、施設の側を通る県道にも「長崎県道141号ハウステンボス線」の名称が付された。オランダ語で「森の家」を意味し、オランダのベアトリクス女王が住むハウステンボス宮殿を再現した事から命名。池田武邦氏の設計でオランダ400年の国づくりに学びつつ環境都市となっていく生活ストーリーを作り、「人と自然が共存する新しい街」「自然の息づかいを肌で感じることのできる新しい空間」を目指してつくられた。施設や街の紋章までもがオランダ政府の協力や助言のもと、実在する建物を忠実に再現する方法で造られており、建物に付属の石像もオランダの文化財修復家が製作に当たっている。特にパレスハウステンボスは、オランダ王室の宮殿を写したもので王室の許可を得て忠実に再現。宮殿最上部に置かれた王冠は日蘭両国友好の象徴として、オランダの企業グループより贈呈を受けた。この宮殿は庭園の設定にも友好関係の発展を願う、希望を込めたストーリーが隠されている。毎年冬期には「光の王国」という大規模なイルミネーションが開催。2018年には世界最大級となる1300万球のイルミネーションで一面を飾られた。2017年「日本三大イルミネーション」に認定。2018年には、第六回イルミネーションアワードにおいて総合エンタテイメント部門6年連続１位を獲得。