夜景遺産認定地
しぜんたいかんてんぼうだい ろっこうしだれ
自然体感展望台 六甲枝垂れ「山の上に立つ一本の大きな樹」をコンセプトに、新たなスタイルの体感型展望台として2010年7月13日、六甲ガーデンテラス内「回る十国展望台」跡地に開業。
「山の上に立つ一本の大きな樹」をコンセプトに、新たなスタイルの体感型展望台として2010年7月13日、六甲ガーデンテラス内「回る十国展望台」跡地に開業。その名の通り、展望台は枝垂れをイメージさせる檜のフレーム「枝葉」に覆われ、壁や床からも檜の香りが漂う事で、森林を思わせる作りとなっている。展望台内部には冬に凍結した天然水を貯蔵する「氷室」があり、山上に吹く風を取り込んで冷却し、電力を一切使用せずに涼を感じる「冷風体験」などのエコな試みも行われている。また、冬には樹氷や「氷棚」で天然の氷を観測する事ができ、六甲山の豊かな四季の移ろいや、天候の変化に応じた自然を全身で感じられる。眺望は、住吉駅周辺と六甲アイランドを眼下に、大阪平野部や関西国際空港、和歌山方面の海岸線から、西は明石海峡大橋までダイナミックな夜景が展開。展望台には、「枝葉」越しに眺める木漏れ日の展望所や、海の展望所、陽だまりの展望所など、6カ所のビュースポットがあり、様々な視点から眺望を楽しめる。また、期間限定の光の作品として、省電力LED照明器具を用いて、限りなく自然光に近い光で内側から「枝葉」を照らしている。展望台から眺める夜景とともに、季節ごとにテーマを変えて光の演出がなされる幻想的な光景も見る価値が高い。なお、既に認定されている「六甲ガーデンテラス」とは別に認定された。