夜景遺産認定地
くろすらんどたわー
クロスランドタワー米原から新潟へ通じる北陸自動車道のほぼ中間地点に位置する小矢部市。「クロスランドおやべ」は、自治省の地域間交流事業として指定を受けた文化・経済の地域間交流施設である。多目的に利用可能なメインホール、音楽専用のセレナホール等を持つクロスランドセンターの他に、同施設のシンボルとも言える「クロスランドタワー」がある。
米原から新潟へ通じる北陸自動車道のほぼ中間地点に位置する小矢部市。「クロスランドおやべ」は、自治省の地域間交流事業として指定を受けた文化・経済の地域間交流施設である。多目的に利用可能なメインホール、音楽専用のセレナホール等を持つクロスランドセンターの他に、同施設のシンボルとも言える「クロスランドタワー」がある。タワーの最高部は118m、地上100mに展望室が位置。タワーは1辺12mの正三角形の塔体の上に円形の展望室を乗せているため、見る位置によっては、はみ出したようにみえる不思議なタワーで、“トリックタワー”とも言われている。毎週土、日曜日やイベント開催時には、タワーがライトアップ。幻想的な光を放ち、暗開の中に、その姿を浮かび上がらせている。夜景は遠く立山、日本海を背景に、小矢部市内、砺波平野の散居村の街明かり。決して派手な光景ではないが、多々の水田が闇となることで、全体としてメリハリのある夜景となっている。日本の原夜景(夜の原風景)が感じられる秀逸な展望台である。高速道路が十字に交差する街ということで、クロスランドと命名。