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SPOT

夜景遺産認定地

はなわばやし

花輪ばやし

歴史文化夜景遺産 / 東北

皮投嶽(標高1112m)の山麓に位置する幸稲荷神社(さきわいいなりじんじゃ)は1204年の創建と伝えられ、古来より近郷近在の信仰を集めてきた。花輪ばやしはこの幸稲荷神社の産土の神へ奉納される祭礼ばやしとして脈々と受け継がれている。平安時代末期に伝わったとされる笛の曲に、後に摺り鉦、太鼓、三味線が加えられるようになり現代にいたる鹿角の代表的な民俗芸能。

INFORMATION

皮投嶽(標高1,112m)の山麓に位置する幸稲荷神社(さきわいいなりじんじゃ)は1204年の創建と伝えられ、古来より近郷近在の信仰を集めてきた。花輪ばやしはこの幸稲荷神社の産土の神へ奉納される祭礼ばやしとして脈々と受け継がれている。平安時代末期に伝わったとされる笛の曲に、後に摺り鉦、太鼓、三味線が加えられるようになり現代にいたる鹿角の代表的な民俗芸能。日本三大ばやしのひとつである花輪ばやしは、1978年に県の無形民俗文化財に指定。その後、2014年「花輪祭の屋台行事」として国重要無形民俗文化財に、2016年には、「花輪祭の屋台行事」として、全国33の行事と共に、日本の「山・鉾・屋台行事」としてユネスコの無形文化遺産に登録された。8月19日と20日の2日間にわたって花輪の街は、華やかに彩られ、意匠をこらした金箔総漆仕上げの屋台と、熱気あふれるお囃子との、みごとな競演がくりひろげられる。闇夜にゆらめく絢爛豪華な屋台と、夜を徹して鳴り響くお囃子は、東北の短い夜をゴージャスかつ優美に演出してくれる。2014年に、「花輪祭の屋台行事」として、国の重要無形民族文化財に指定され、2016年ユネスコ無形文化遺産に登録された。

DATA

花輪ばやし
はなわばやし
秋田県鹿角市
電車:JR花輪線・鹿角花輪駅下車
車:東北自動車道鹿角八幡平IC
http://hanawabayashi.jp
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